簡単なチェックで鬱を見破れる|あなたの心を守れ

心も体の一部という認識を

悩む人

抑うつを重ねないこと

やる気にならないとか気持ちが落ち込んで元気のない状態などは誰にもあることです。運動やカラオケなどで発散すればエネルギーが充填できている人たちは、常にストレスを上手に消化できているので良いでしょう。だから、気分が優れない状態を誰もがよく体験する抑うつだと考えがちの人も多いので、鬱状態とは意識する人は少ないといえます。けれども、ストレス発散ができても同じことの繰り返しに疲れたり抑うつ状態を忙しいからと放っていたりして、ひどくなってきたときには自分で自分の感情をコントロールできない状態になります。つまり、抑うつ状態は気分の分野でありきっかけも具体的ですが、鬱状態は病気であり、原因不明の自殺願望や怠惰でもないのに仕事をしたくないとか人と関わることを嫌うということになります。当然、抑うつは周囲に理解されますが、鬱の場合周囲も理解に苦しんだり誤解したりということがよくあります。体に様々な不調を来すこともあり、今や3人に1人は鬱に苦しんでいるのが現代の日本の状況です。しかし、理解や同情もされず独り苦しむ人がずいぶんといます。誰もが鬱病になる可能性は当然あります。できるだけ症状が軽い間に専門の医療機関に相談することが大切です。そのためには、常に自分自身のチェックをするようにしましょう。ネット上にもチェック表は提供されていますので利用するとよいでしょう。しかし、その症状が発達障害に関わっている可能性もありますので、自分に不安を感じたら専門の病院でカウンセリングを受けるのが一番よいでしょう。専門医師やカウンセラーとともにチェックをすることで、その状態に適した正しい解決方法を知ることができます。また、鬱の治療法に関しては薬に対する依存症を心配する人たちもたくさんいます。薬の量の調整により依存ではなく、自分で乗り越えるためのフォローとなるように配慮する病院もあります。また、薬を用いず病を抜け出せる治療に実績の高い病院もあります。温かく受け入れてくれる雰囲気があり、丁寧に悩みを聞いてくれるところであれば、治療も構えずに受けることができます。だから、推奨される専門の病院の情報を得ることも大事です。自分の心の状態に不安を感じたら、まずはすぐに自分自身を客観的にチェックし、さらに専門家にもチェックしてもらいましょう。ストレス自体に気づかずに症状が悪化してしまい、遅れると専門家にもなかなか救えない状態になってしまいますので、普段から自分で自分に気づくための対策が必要です。そして、不安になれば、すぐに相談しやすいドクターを得ておきましょう。あるいは、体験者情報を収集し、自分と相性が良さそうな病院を知っておくことは必須です。