簡単なチェックで鬱を見破れる｜あなたの心を守れ

もしかしてと感じたら

京都　皮膚科

まずは自分で状況確認

ストレスが多い現代において、鬱は非常に身近な病気の一つとなっています。「自分だけは大丈夫だろう」と高を括るのは禁物です。ストレスが溜まっているなと感じた瞬間から、一気に心のバランスを崩してしまう方もいます。一度鬱病になれば、病気を完治させるまでには長い時間が必要となります。できるだけ症状を軽く抑えるためには、早期発見して治療を開始することが重要だと言えるでしょう。「もしかして」と感じるポイントが増えてきたら、まずはセルフチェックを行ないましょう。インターネットで検索をすると、自分自身で状況を客観的に見られるようなチェックシートが多数見つかります。印刷して、実際に自分の状態を確かめてみましょう。チェックシートには、「いくつ以上当てはまる点があれば要注意」という但し書きがあるはずです。この結果から、自分自身がその後どうするべきか、対応を決めるのがオススメです。たとえば、いくつか当てはまる項目はあるものの、まだ「鬱病とは言えない」という状態であれば、自分自身で環境を変えたり、ストレス軽減に努めたりするのもオススメです。もしもすでに危険度の高い状態になっているなら、できるだけ早く専門家の意見を聞いた方が安心できます。自宅や職場から近く、通いやすい雰囲気のメンタルクリニックを探してみてください。近年は心のバランスを崩してしまった人向けのクリニックも、非常に増えてきています。場所や診察時間帯、さらには予約の取りやすさなど、さまざまなポイントを考慮して、「自分にとって通いやすいこと」を重視すると良いでしょう。気になるクリニックを見つけたら、実際にコンタクトをとってみます。電話で来院日時を予約する他、インターネットを通じて、より気軽に予約がとれるようになっているクリニックも増えてきています。最初のカウンセリングでは、何かと不安に感じがちですから、早期に不安を解消するためにも、できるだけ早いタイミングでお願いするのがオススメです。鬱病を的確に診断し、自分に必要な治療を受けるためには、自身の状態を医師にも確実にチェックしてもらう必要があります。そのためには、患者側がきちんと情報提供できるよう、準備しておくことも大切です。「ただ来てくれればよい」という医師もいますが、自分自身の状況をまとめておくと、カウンセリングや診察もスムーズに進みます。セルフチェックで使ったシートも、もちろん自身の症状を伝えるためのツールの一つとなりますから、ぜひ持参してみてください。特に「初対面の医師に対して、自身の鬱症状をきちんと伝えられるか不安」という方には、お勧めの方法です。もし自分自身で難しいなら、周囲がチェックや持参を助けてあげると良いでしょう。